第16話 木乃香姉さんとひたすらやるが……

「木乃香姉さん」


「きゃっ! こ、こらハル君、止めなさい!」


 朝起きた所で、台所で朝食の準備をしていた木乃香姉さんの胸を背後から揉んでやる。


 エプロンをしている木乃香姉さんは新婚さんみたいで、本当にキレイだなあ。



「いいじゃない。減るものじゃないし」


「減るとかそういう事じゃないの! さあ、離れなさい。あんまりセクハラが過ぎると、お姉ちゃんも本当に怒るよ」


「ちっ……昨夜は、あんなに激しかったのにさ」


「あ、あれはハル君が急に……もう、ご飯の準備出来ないから、そこで待ってなさい」


「はーい」


 昨夜、夜這いをかけた時もいざ行為に及んだら、木乃香姉さんだってノリノリだったのに、胸を揉まれたくらいで嫌がるとはね。


 まあ、お楽しみはまた今夜って事で良いか。



「ハル君、そろそろ新しいバイトとかやらないの?」


「あー、どうしようかな」


 朝食を摂っている最中に、木乃香姉さんがそんな話をしてきたが、バイトに関してはどうしよう。


 一刻も早く新しいバイトを探さないとと、少し前は焦っていたんだが、今は何かそんな気はなくなってしまった。



「今は木乃香姉さんを犯しまくりたいし。嫌だって言ってもやりまくるよ」


「う……食事中にそういう事、言わない。んもう、性犯罪者」


「嫌なら通報すれば良いじゃん」


「そんな事するわけないし」


「何だそりゃ。まあ、その為に体も鍛えているし」


「わけわからないし……くす、まあハル君が鍛えているのは悪い気はしないかな。私も鍛えるから、お姉ちゃんに力で負けるんじゃないわよー♪」

 

何だか俺を挑発しているみたいだが、そんなに俺が好きなら、その挑発に乗ってやろう。


「ご馳走様。じゃあ、行ってくるから」


「うん、いってらっしゃい」


 嫌だと言っている割には、大して抵抗もしなければ、通報すらしないって事は俺を受け入れていると言う事だろうか?


 都合よくそう解釈して、好き放題やらせてもらうよと、食器の後片付けをしながら誓ったのであった。




「今日は遅いなー」


 夜中になり、夕飯の準備を済ませた後、木乃香姉さんが帰ってくるのを待つ。


 どうしたものか……残業で遅くなっているのかな?


 だったら、しょうがないけど、やっぱり木乃香姉さんが居ないと寂しいな。




「ただいま。ごめんね、遅くなって。残業が思った以上に長引いて」


「おかえりなさい。ねえ、ただいまのちゅーは?」


「んもう、甘えん坊ね。ちゅっ♡じゃあ、ちょっと着替えてくるから」


 仕事から帰って来るや早速そうおねだりすると、木乃香姉さんは即、俺の頬にキスをする。




 あいさつ代わりのつもりかもしれないが、こういうことをされると、やっぱり火がついてしまった。


「ふふ、着替えているんだ」


「きゃっ! ちょっ、いきなり入ってこないで……きゃっ!」


 木乃香姉さんの部屋に入ると、下着姿になっていた木乃香姉さんがおり、早速、胸やお尻を触ってやる。


 うーん、やっぱりスタイルが良いなあ、木乃香姉さんは。


 これほどの女を好きに出来る俺は幸せなのかも。




「ねえ、今夜もしようよ」


「止めなさい、もう……どうしたのよ、最近」


「木乃香姉さんは俺の女だからな。好きに犯させてもらうよ」


「くっ、いい加減に……きゃっ!」


 流石に、ムっとした顔をしてきたが、容赦なく木乃香姉さんを押し倒す。


 ふふ、夕飯前にちょっと味見をしてやろうっと。




「…………じゃあ、夕飯、温めるからさ」


「うう……」


 散々犯りまくった後、ボロ雑巾のようになった木乃香姉さんを置いて、台所に向かう。


 何度抱いても、飽きる事はない。


 イイ女過ぎて、ついついやり過ぎちゃうなあ……。




「いただきます。ん、この味噌汁美味しいね」


 その後、着替えてシャワーを浴びた木乃香姉さんが台所にやってきて、俺が用意した夕飯を食べる。


 あんだけやったのに、何食わぬ顔をして夕食を一緒するとはどういう神経なんだろうか?




「ねえ、ハル君」


「何?」


「私として楽しいの?」


「うん。楽しいからやっているよ。これからも、容赦なくやる」


「ハッキリ言わない。あのさ、ハル君。もし、私に出来ちゃったらどうするの?」


「出来ちゃったって?」


 何の話かと首を傾げると、木乃香姉さんはちょっと頬を赤らめて気まずそうに、




「赤ちゃんよ。高校生なのに、どうするのよ、出来たら……責任取れるの?」


「なるようになるだろ」


 そんな事かと思いながら、夕飯に作った焼き魚を食べる。


「もっと真剣に考えなさい。ハル君の将来、かかっているのよ。いい、もしそんな事になったら……」


「あー、はいはい。気を付けるよ」


 何だか説教じみてきたので、適当にあしらって、話を打ち切る。




 木乃香姉さんの子供なら大歓迎と言いたいけど、もし本当に出来ちゃったら……木乃香姉さんと結婚するのか?


 悪くはないな。でも、十八までは待たないといけないんだよな。


「はあ……わかっているのかしら、もう」


「ご馳走さま。洗い物は後でやっておくから、浸けておいて」


「私がやるよ。ハル君はお風呂入って」


 夕飯を手早く食べ終えて、さっさと部屋に戻る。




 赤ちゃんの事とか今は考えたくはない。


 いかに木乃香姉さんを身も心も俺の物にするかしか今の俺には頭にはないのだ。




 数日後――


「ふふ、今日は夜這いをかけてやろうと」


 週末の夜なので、朝までハッスルしてやろうと、木乃香姉さんの寝静まった所で、部屋に侵入する。


 もしかして、今日も裸で寝ているのか? だったらやりやすいが……。




「どれどれ……ちっ、パジャマ着ているじゃん」


 布団をそっと捲ると、木乃香姉さんは普通に半袖のパジャマを着て寝ており、裸を拝めると思った俺はちょっと残念に思う。


 まあいいや。どうせ無理やりやるんだしさ……。




「ん? ひゃああっ! は、ハル君、何を……んぐうっ!」


「おとなしくして。へへ、ほら、脱がすよ」


「んぐううっ! あ、こらあっ! 今日は本当にダメ……んっ、あんっ!」


 俺の気配に気づいたのか、木乃香姉さんは大声を出しそうになるが、即座に口を塞いで黙らせて、パジャマも下着も強引に剥ごうとする。


 いいねえ、何だかレイプっぽい。


 もうすっかりこんなプレイにハマっちまったが、俺も極悪人になっちまったなあ。



「くっ、やあっ!」


「大人しくしなって!」


 何だかいつになく抵抗するので、俺も手こずってしまい、強引にやってしまう。


 『お姉ちゃんに力で負けるんじゃないわよー♪』


 励みになったのは木乃香姉さん自身の言葉だ。


 彼女の笑顔を徹底的に汚す――


 俺の穢れた欲望は留まる事は知らなかった。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る