第31話 詩㉛

風が強くスカートが捲れるも手で抑えて


周りから見られるも羞恥心


羞恥心なだけに駆け足で逃走


道端の角曲がり誰かとぶつかる


尻餅、尻餅、痛そうにしているも手の差し伸ばしがこない


顔を見上げて見ると目の前には怒顔


恐怖したので急いで立ち上がり逃走


逃げて、逃げて、逃げて


息切らして肩で呼吸を整えていると怒顔が追いかけて来る


びっくりして逃げる、逃げる、何処までも逃げる


着いた先は暗闇の公園


ホッと一息し休憩するも辺りが暗闇


公園から出ようとすると目の前に怒顔


腹を括って謝罪


怒顔が消えると目の前から消えた


トラブル嫌、嫌、嫌な気持ち


さっさと公園から離れて帰路


走って走って走って


帰路するも疲労し過ぎでお部屋へまっしぐら


ベッドへダイブしそのまま就寝


寝息を立てて今日もすこやかに良い夢

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