2024年9月19日 23:45
一人ぼっちへの応援コメント
石綿のざらざらした壁、蚊取り線香の匂い、風鈴の音まで聞こえそうです。もう今では見なくなった、青や緑の羽根に送られる温い風。「彼」とは失くした人の事でしょうか。ひょっとして懐かしい古い型の扇風機?わずか4行に哀愁と想像が掻き立てられました。素敵なお話と、素敵な自主企画をありがとうございます。
作者からの返信
読んで下さった上にコメントまでありがとうございます。こちらこそ、この自主企画に触れて頂いて有難く思っています。このお話の彼は古びた扇風機でもあり、共に生きた人でもあるんです。人生のあり方は変えずとも、小さな記憶の欠片をくれて、人生を色付けてくれるモノ。そんなかけがえのないモノも少しずつ錆びて、老いて、薄れていく。でも私達人間は失って初めて、モノが与えてくれた騒がしく美しい日々の存在に気付くだろうな、という思いを込めました。
一人ぼっちへの応援コメント
石綿のざらざらした壁、蚊取り線香の匂い、風鈴の音まで聞こえそうです。もう今では見なくなった、青や緑の羽根に送られる温い風。
「彼」とは失くした人の事でしょうか。
ひょっとして懐かしい古い型の扇風機?
わずか4行に哀愁と想像が掻き立てられました。
素敵なお話と、素敵な自主企画をありがとうございます。
作者からの返信
読んで下さった上にコメントまでありがとうございます。
こちらこそ、この自主企画に触れて頂いて有難く思っています。
このお話の彼は古びた扇風機でもあり、共に生きた人でもあるんです。
人生のあり方は変えずとも、小さな記憶の欠片をくれて、人生を色付けてくれるモノ。
そんなかけがえのないモノも少しずつ錆びて、老いて、薄れていく。
でも私達人間は失って初めて、モノが与えてくれた騒がしく美しい日々の存在に気付くだろうな、という思いを込めました。