「そうだね」

晴奈は例えには気付いていないようだった

シューッ…

『見たっ？』

思わず成也はとびっきりの笑顔で晴奈を見てしまう

２人で見上げていた空に一筋の流れ星が流れたんだ

「見た見た！！」

晴奈が成也にニコッと笑った

晴奈の本当の笑顔だった

成也は思わず晴奈を抱き寄せる

「…どうしたの？？」

晴奈はびっくりした顔をしていた

『晴奈の笑顔久しぶりに見た

…超可愛い

ずっと笑っててな？』

俺がいなくなっても…

もし今の流れ星に願いを託せるなら……

“晴奈が幸せになりますように”

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