第37話

それからも相変わらず成也とのメールも続けていた



成也はなんだかんだチャラい事をしながらも彼女の事が好きって気持ちはなんとなく伝わってきていた


成也の彼女も成也と同じような性格で男と遊んでいたりしていたみたいだった


成也は彼女の話をする事もたまにあったが

ほとんどふざけたメールを送りあっていた








チャララ~


いつものようにみんなでたまって踊っていると

晴奈の携帯が鳴った




『ごめん踊ってて!』


晴奈は自分の携帯をバックの中から探して携帯を開いた



ピッ


受信メール1件


『あっ成也からだっ』


ピッ










「別れた」










絵文字も何もついていないただ一言のメール



いつも絵文字をたくさん付けて送ってくるのに


晴奈はなぜか少し心配になっていた

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