第30話
そんな毎日を送ってた頃
晴奈は一人で出かけていた
なにをするわけでもなく
ただブラブラとしていた
『まじ暇~…誰かいないかな~…』
歩きながら携帯の電話帳をグルグルとまわす
「ねえっちょっと」
『え?』
声をかけてきたのは可愛いようなカッコイイような顔をした童顔の男の子
だけどどこか寂しそうな…そんな影があった
それが突然の成也との出会いだった
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