第18話AIのべりすと

この日は夜遅くまで男と女(俺)二人でハマっていくのだった。

俺たちはホームビデオを使った上映会(?)をしてそのあと、広いテーブルに家族席というか俺と俺の女役4人とメセタの6人席で食事をするのだった。

「我が君!このお米は美味しいですね」

と、言うので俺は

「ああ、これは日本の主食の『米』という食べ物だ」

「お米……ですか」

「ああ、俺の居た世界では『おこめ』と読んでたな。まあ、この『米』は俺が作ったから美味しいのは当たり前だけど」

「貴方様は……神であられましたね」

「いや、神じゃないし。人間だよ」

「いえ、貴方様は神であらせられます。その神である我が君の作ったお米は美味しゅうございます。このお米は『神の米』として祀っても良いくらいでございます」

「え?祀るの?いや、まあ、好きにすれば良いけど」

「ありがとうございます」

とメセタは言う。

(まあ、いいか)

俺はそう思うのだった。

ちなみにこの『米』は俺が作ったのは嘘ではない。

だが、品種改良をしたのは俺の居た世界だ。だから俺が作ったと言うよりは品種改良をした人が俺になるわけだから俺は神ではない。

品種改良した人こそが神なのだ。


長々と事情を話すつもりもない。

俺はただ『米が食べたかった』それだけだ。そして品種改良をしたのは俺ではなく俺のいた世界の人だ。

「我が君!お米は美味しいです」

「ああ、それは良かった」と俺は言う。

(まあ、いいか)

「この『神のおこめ』を毎日食べたいです!」とメセタはいう。

「いや、毎日は流石に飽きるだろ」と俺は言う。

「いえ!お米だけでも毎日食べていきたいくらいです!」とメセタはいう。

「いや、飽きるから。」

「いえ、飽きません!毎日でも食べれます!!」

「まあ、いいか。そういえばこの『米』を俺が作ったから神だって言うのか?」

と俺は言う。

「はい、我が君は神であらせられます」

とメセタは言うのだった。

「じゃあ、俺は人間だから神はメセタだな!」


※はい!

おかしな展開にどんどんなるね!

次行こうか(やけである)

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