第3話 賭賄
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「ギエーーッ!!!!」
舌をズタズタにされたゲレゲレ魔人は灰のように崩れ去り、経験値をゲットしたゴリラは、レベルが上がった。
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ゴリラは、【握力刺激破壊光線(スペイスレイパーハラティ)】を打ったので、疲れ果ててしまい、宿屋に泊まることにした。
ゴリラが、宿屋で寝ながらさっき買ったバナナを食べていると、
「ウホウホウホ〜ッ!」
と衛兵がゴリラの宿部屋になだれこんできて、ゲレゲレ魔人殺害容疑でゴリラを逮捕してしまった。
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6月28日、ゴリラ町の裁判所で、第一回目のゴリラの裁判が行われた。裁判長は真面目で、賄賂なんか絶対もらわないことで有名な、有名なゴリラ=ワイロ=モラウンデスだった。
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第一回の裁判が終わり、ゴリラは町をとぼとぼ歩いていた。
ゴリラは、モラウンデスが賄賂をもらわないとは知らずに、モラウンデスに賄賂を送ろうと思ったので、高級バナナ100本を渡そうと考えた。
高級バナナは一本350バナナ円するので、350×100で、35000バナナ円である。でも、ゴリラは、400バナナ円しかもっておらず、せいぜい一本しか買えない金額しかもっていなかった、すると、ゴリラは、たまたまカジノを見つけた。
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カジノのギャンブル400バナナ円を35000バナナ円にしようとたくらんだゴリラはカジノに入って、1番お金の倍率が高い《特設日替わりギャンブルコーナー》に入って行った。
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するとそこにはニンゲンのマスターがいて、その横にキツネの部下がいた。
「おやおや、このギャンブルマスター田中と呼ばれた私に、脳まで筋肉でできていそうなゴリラが勝負を仕掛けてくるとは、、、」
ゴリラは、意味不明の言語に、思わず
「ウホ?」
と言ってしまった。
「おやおやニンゲン語がわからないんだったな、おやおやおやおや、始めるとしよう、ギャンブルを、今回のゲームはキツネくんに紹介してもらおう」
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キツネは話し始めた。
「コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン」
「おやおやそうだ。名前は『心理ポーカー限定じゃんけんババ抜き』だ。ルールはキツネくんが紹介してくれるぞ」
「コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンン、コンコンココンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン
①コンコンコンコン
②コンコンコンコ
③コンコ
コンココンコンコンコン。」
ゴリラは深く頷いた
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