　プログラミングというものをご存知でしょうか。聞いたことはあるが難しそうだ…と感じる人も多いだろう。しかし、その作りの一つ一つは単純であり、誰でも簡単に理解することができ、理解する事が出来れば面白いと感じることが出来るだろう。

今日はそんなプログラミングの中でもループ構文というモノについて解説しようと思う。解説にあたっては、難しさをあまり感じさせないために抽象化していく。

while 車が来ない間:

　　　右を見る

　　　左を見る

　　　if 車が来た:

　　　　break

道路の方向を向く

走る

　このような文によってコンピュータは動作をしているのである。今回のループ構文というモノは、同じ動作を繰り返す事ができる構文となる。whileという宣言によって、その後の"車が来ない間"という定義の状態である際に、その下の指示を繰り返すようになっている。今回の文では、右と左をよくみるようにループをしている。また、その下にあるifという宣言により、その後の"車が来た"という状態になった際にこのループを終わるように書かれている。したがって、車が来なかったら右と左をよく見続け、車が来たらそれらの動作をやめる、ということになる。

　ループ構文ではこのように、同じ動作を無限繰り返し、条件を付すことでループをやめさせるという動作をコンピュータにさせることができるモノである。これらをうまく活用することで、複雑な動きを抽象化することにつながるのである。

　今回の解説は如何だっただろうか。我々は今後も日々の情報を届けるため、皆様の明日のために活動を続けてまいります。

　　　　　　　　　　　　……ルトアルド刊行