僕らの毎日ー2024年

マイペース七瀬

第1話

 この間、物を拾って、交番に届けた。

 そして、若くて愛想のいいお巡りさんが、僕に「オレは、これが、欲しいとか思っているなら、言ってください」と言った。

 その後、彼は、落とし物の照会をかけたり、書類を作った。そして、僕が、その落とし物の書類を読んだら、些細なことだけど、拾った場所の住所が間違えていたのだ。

 僕は、執筆の活動をしているから、分かるけど、「あまり、慣れない物語を書いてはいけない人がいるなぁ」と思った。最も、お巡りさん、頑張って、話をしているが、僕は「嫌な市民だったかも」と思った。

 …

 いえ、僕が、言いたいのは、「餅は餅屋」であって、本当は、本職からそれたことをしたら、僕らは、みんな、失敗をするのだということだ。僕は、今、このお巡りさんを引き合いに出しているけど、僕だって、若い時、このお巡りさんと同じように、できもしないに「できる」と見栄を張って失敗をしている。僕は、大学の専攻は、理科系で動物の実験をしていたが、僕は、「動物が好きだ」と思い込んで失敗をした。今でこそ、絵を描いたり、小説やら短歌を作っているけど、人間、慣れないことをしたら。つまづくなぁと思った。

 

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