夜は鈍色鉛色
木森夏
明日返す本の地層に君臨す白き毛玉がそっと寝返る
明日返す本の地層に君臨す白き毛玉がそっと寝返る
翌日図書館に返す本を居間のベンチに積んで置いたら7歳の白三毛がその上で寝始めた。
頼む。やめてくれ。
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