キャパオーバーDeath.(現代ドラマ)


 キャパオーバーです。

 こんなん絶対終わりません。

 キャパオーバーです。

 こんなん絶対無理なんです。

 キャパオーバーです……

 手足の足りない人間には、キャパオーバーです。


 ボクも人間で、アナタも人間です。

 なのに何でアナタは、ボクに押し付けるんですか?

 もうキツくなって、身体がキャパオーバーしそうです。


 もう、キャパオーバーデス。

 こんなん絶対終わりません。

 もう、キャパオーバーデス。

 こんなん絶対無理なんです。

 もう、キャパオーバーデス……

 心の足りない人間には、キャパオーバーデス。


 ボクも人間で、アナタも人間です。

 なのに何でアナタは、ボクの心を追い詰めるんですか?

 もう嫌になって、心がキャパオーバーしそうです。


 キャパオーバーDeath。

 困難接待終わりません。

 キャパオーバーDeath。

 魂胆舌苔無理なんです。

 キャパオーバーDeath……

 独りしか居ない人間には、キャパオーバーDeath。


 ボクも人間で、アナタも人間でした。

 だからアナタは、ボクを追い込んだんですね。

 何もかにもが、キャパオーバーなボク。

 疲れたボクは、宙ぶらりんDeath。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る