第22話 古い書物

■書物の始め


ハジメとキラが図書館で古い書物を見つけ、輪廻と魂の転生についての情報を得る。


その内容から、自分たちの夢と現実の関係を解明するための手がかりを探る。


ナビ:図書館へと向かう三人


・図書館への訪問


ハジメとキラとタマは、前回の神社での発見をもとに、さらに詳しい情報を得るために大きな図書館へと向かうことにした。


ハジメ:まずは情報収集だ!


ハジメ:僕たちの冒険は、まだ始まったばかり!


タマ:みゃうみゃ!


キラ:ハジメ君…北の図書館へ行ってみよう


キラ:あそこなら古い書物も多い


キラ:僕たちが求めているものがあるかも


ハジメ:そうだね、キラ君


ハジメ:いこう、タマ!


タマ:みゃうみゃ!


タマも一緒に連れて行き、彼女の敏感な直感に頼ることにする。


・書物の探索


図書館の古書コーナーに入ると、ハジメとキラは黙々と古い書物を探し始めた。


キラ:僕はこっちを探すよ


ハジメ:わかった、じゃー僕たちはこっちで


タマ:みゃうみゃう!


棚の中には埃をかぶった古文書や、黄ばんだページが挟まれた分厚い本がずらりと並んでいた。


ハジメ:凄い…これなら…


ハジメ:何かの手がかりが掴めそうだ


タマ:みゃうみゃ!


タマは棚の間を歩き回り、何かを探しているようだった。


■書物


ナビ:この書物は一体何なのか?


・発見


奥のホコリ臭い棚をタマが見上げている。


その棚を確認するハジメ。


タマ:みゃう!!


タマ:ここみゃ!


ハジメ:ん?…どうした?


ハジメ:何かあるのかい?タマ


彼が棚の一角で古びた革装丁の本を見つけ、その表紙には「輪廻転生の秘伝」と書かれていた。


ハジメ:凄く古い書物だ…


タマ:みゃうみゃう!


ハジメ:以前見た本は、輪廻転生の謎だった…


ハジメ:ひ…秘伝!?


興奮を抑えきれないハジメは、その本を手に取ってキラに見せた。


ハジメ:キラ君、これを見て!


ハジメ:輪廻転生の”秘伝“だって!!


キラ:ふむ…


キラ:これは…すごいな…


キラ:これで何か新しい手がかりが得られるかもしれない…


ハジメ:ん?背表紙の裏に何かメモがあるぞ…


タマ:みゃうみゃ?


ハジメ:何か異国の…見たことが無い文字だ…


ハジメ:続きは…日記につながる…


ハジメ:…なぜだ?…なんか読めるぞ…


ハジメ:著者…ヴァル…


キラ:……?


キラ:どうかしたのかい?


ハジメ:いや…


ハジメ:たいしたことじゃないよ…


ハジメ:…日記?


ついに「輪廻転生の秘伝」という書物を見つけたハジメたち。


この秘伝書には一体何が書いてあるのか?


そして、今日もタマは大活躍である。


つづく。

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