推し作品語り!

はじめに/推し語り方針

 以下、第二十二回書き出し祭りでの推し作品について語っていきます。

 その前に、推し語りをしようと思ったきっかけ、語りのスタンスについて説明しておこうと思います。


 そもそものきっかけは「書き出し祭りであまりにも大量の感想をいただいており、何もしないままだと非常に心苦しいため」です。

 全感想をアップしてくださる方だけでも相当な数がおられますし、感想依頼を引き受けてくださる方は密度の濃い感想を書いてくださいますし。

 本文公開後1週間しか経っていない現時点(2024/09/14)で既に、自分史上空前の質量の感想を受け取っております。


 これだけの多大な恩恵を受けておきながら、何もしないままでいられようか!

 いられるはずがない!!


 幸福や恩義というものは、自分の中だけに留めておくと澱んで消えていく……というのが、個人的な持論です。

 だから、いただいた分はお返しせねばなりません。

 感想を書くのは熱量がいる作業です。こんなにも多大な熱をいただいている以上、等量とはいかないまでも、何割かは書き出し祭りコミュニティにお返しせねば罰が当たるというものです。


 ただ。

 自分の場合、性格的・読書傾向的に全感想はできません。


 好きなものについてでしたらいくらでも語れるのですが、そうでないもの・関心のないものについては、まったく語れません……。

 より正確には「好きでないもの・関心のないものについては辛口の感想しか書けない」というべきでしょうか。関心領域外の何かに対して好意的な感想を述べるのが、ほぼ無理です(実は以前、別の匿名企画で好意的な全感想を試みたこともあるのですが、精神的にも感想を書く力量的にも、非常に苦しかったです……)

 かつ、自分はWebの流行ものが苦手であまり読みません。さらに、小説に限らず創作物の多数を占めると思われる恋愛ものも不得手です。

 この両者が組み合わさると「参加作の大半を占めると思われるWeb流行ものや恋愛ものについて、対象外読者からの的外れな辛口感想しか書けない」となります。

 正直これでは、誰も幸せにならない。


 人の性質は人それぞれ。得意分野とそうでない分野がある。

 ならば得意分野を活かすべきだろう……ということで、私の場合は「好きな作品について熱く語り倒す」ことで、いただいた熱量をお返ししようと思った次第です。


 全感想ではないので、私へ感想をくださった方に届く可能性は高くないと思うのですが……コミュニティへのお返しという意味では、私がとれる手段のうち最良の形はこれだろうと、思っております。




 というわけでしばらくの間、推し語りをしていきます。

 当該作者さん、および他参加者さんや読者さんにとって、少しでも楽しめるものになっていれば幸いです。

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