第23話 忘れられない男
明けましておめでとうございます。
本年も よろしくお願い致します。
今年初の投稿となります。
今から20~30年前の話となります。
当時は、現魚沼市に住んでいた為、R252を通り、福島県田子倉ダムにドライブで度々行っていました。。
守門村から大白川へ、そこから新潟側のトンネルまでは、約1時間以上かかり、その間は田子倉ダムまで人家は、無しと記憶してます。曲がりくねった舗装道路のみが文明の名残で後は、山奥の表現が似つかわしい場所です。
秋の紅葉を見に、昼近くより出発して、田子倉ダムまで走り、夕方に帰路につきました。
新潟側のトンネルを過ぎると曲がりくねった下り道。
秋の日暮れは鶴瓶落としの表現通りに、周りが薄暗くなり始めてました。
トンネルから大白川までのほぼ中間位の左へのU字カーブに差し掛かった時に、急に左側ガードレールを乗り越える男が、年は、30~40位で、サラリーマン風、秋だからキノコ採りには、見えない格好でした。
U字に曲がった為、その男行動は不明ですが、なぜか気になって、そのあとの運転では、注意深く側道に止まった車が無いか見ながらの運転を心がけてましたが有りません。また、ダムからその男の地点まで側道に止まっていた車は記憶の限りでは、見ていませんでした。その上、新潟から福島へ向かう対向車もありませんでした。考えられる可能性としては、福島側から迎えの車が来て、そのまま、Uターンで帰った?
その男は、なぜ夕暮れのそこに居たのか、その後は、どうなったのか。
今でも、思うと不思議です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます