二水-雫
ここに集まったのは、部長、上司、私
以下事務員総動員でいつもの居酒屋にお邪魔した
いつも通りの一番大きな部屋
いつも通りのメニュー
いつも通りの掛け声
ナニブン変わった様子もなく繁盛する店の中
これも業務
私の中にはただその一言
同僚からも部下からも私は毛嫌いされつつも尊敬されているようだ
例えば、ある日の
まぁ少女漫画によくあるやつで
「○○さん、今日もウザいわー」
「それな~、冷たすぎて冷えるっつーのw」
こんな子供らしいことが出きるなんて羨ましいわ
ガチャっとドアの外にでると青ざめた顔が二つ
剃りゃなるよね
一応これでもベテランの地位にはいるし
給仕とひた向きな作業だけで上り詰めたから
面倒な相手との駆け引きや喧嘩よりも猫カフェとか
硝子展とか行きたいな~
尊敬の面は面倒な相手との相手先
もしくは、上司どもの相手でこればかりは皆トラウマレベルに怖がって会社を止めてしまうのでそういった意味だろう
社長にソロソロ言っとかないとな
話が脱線し過ぎてしまったね
え~と、そうそうこの場には社長もいて…
そんなこんなだ宴会とはなばかりの
パワハラセクハラアルハラ大会が開幕した
見えないところで屑二人は、気に入った人を呼べば犯し、気に入らない奴がいたら暴力で解決
こんなのは、昭和で終わってた筈でしょうに
それを阻止するべく、今日も私が大概対処
二人は気がつかずに、私で発散
まるで人形ね
密かに私は連絡を入れていた
万が一を考えて
社長にやっと連絡が言ったのかと思い顔を上げると
そこには従業員さんが…
(あ、人生オワタ)
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