のんびり読書記録📝
長谷川 千秋
第1話 砂漠
渇いている。
もう随分と長いこと、新しい本を読めていない。
デスクの上の棚に陳列したスタメン達を思い立った表紙に開くことはあるけれど
既に積ん読している本の山が頭の片隅にチラついて、新しい本を手に取ることができないでいる。
いつかは読もう読もうと思っていた本達も今はそれほど興味を惹かれない。
かといって本は安くない嗜好品である。
きちんと読まずして捨てるという選択肢は今はまだない。
だが、有り余る引力で私に訴えかける本にしか私を変えることはできないのだ。
今やらなければこの先もやらないままだ。自分の性質は自分が一番良く理解している。
だから、あまり深く考えすぎず今の自分が読みたいと思える本からリハビリを始めようと思う。
ターンオーバーする皮膚のように、日々入れ替わり多様化する腸内細菌のように、活字を体に取り入れ自らの血肉に変えるために。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます