第68話爪痕
先ほど久しぶりにシャンプーしていただいて、気持ちいいです
そして、先生からお話がありました
予想通り、数値がよく、先の見通しが立ちにくいとのこと
このまま小康状態が続くようならば
猶予は数ヶ月ほどあるかもとお聞きして
気が遠くなりました
数ヶ月…
1日を消費するのすら、眠りに頼れない私には
なかなかの難事業です
その膨大な時間を、いったいなにに使えば…
とか考えて、
待って、私、何か爪痕でも残そうとしてるの??って思って
つい自分に笑ってしまいました
予定がだいたい決まり、来週に緩和ケアに入り
後は運を天に任せることになります
ここで、早く終わらせたいって願うことは
悪いことじゃないよと言っていただけたこと
心強いです
申し訳ない申し訳ないとばかり言っているの
負担じゃないよと言ってくれる家族にも
プロとして寄り添ってくれているアベンジャーズにも
失礼だと思うので
甘えさせてもらおう、と
あらためて思っています
皆さんにも、本当に、ありがとうございます
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます