第37話ご近所さん
夕べは、ちょっとした事件がありました
消灯時間、消しますねーの声かけと同時に消されていく明かり
いつものことなのです、何も問題ないはずの
ところがタイミング悪く、両手がふさがっていた私
体を起こしていて、さらに転がり落ちてきた枕のせいで
変な姿勢
その状態で暗闇の中に取り残されてしまいました
看護師さんは気づかすに行ってしまった
どうしよう、と半泣きでつぶやいたら
同室の他の患者さんたちが、素早く動いてくださいました
明かりをつけに走ってくださった方、声かけしてくださる方
皆さん、もちろん病気でそんなに動ける状態の方たちではないのに
おかげさまで、事なきをえました
本当に助けられました
そして、こんな些細なことも1人ではどうにもできなくなっている自分
とうとう、同じ患者さんにまで支えていただいている
人って一人では生きられないんだなあと痛感した出来事でした
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