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     この小説は一人称視点で進んでいる。つまり当小説は一種の独白じみたものであり、作中のTLについても幻覚であるという事である。そう、TLについてもである。

     では地の文についてはどうだろうか?最後に示唆される"存在だけ"が真実という線はないだろうか?行間を読みまくったコミカライズが大変な事になるように、実はこの文章にも大いなる行間があるのではないだろうか。

    そう、トドオカさんは実在する。ただし、その真実……いや真偽を確かめる術は何処にも無い。我々は常に水槽の中にいるようなものなのである……(お目々グルグル)