エピソード1「二度とそれを言わないで。」

女の子:「あなた本当にいらつく。」


男の子:「え、なんで?僕、君になにかした?」


女の子:「いつも、愛してるって言ってくるよね」


男の子:「そうだけど、なにか問題でも?君のことを愛しているから素直な気持ちを言っているんじゃないか。」


女の子:「はぁ…。あのね、私はもう新しい彼氏がいるんです。つまりあなたは既に私の元カレ。」


男の子:「だけど…僕はまだ君を愛しているんだ…新しいのって、信じられないよ…」


女の子:「『新しいの』…。私の彼をあたかもモノみたいな扱いやめて。とにかくもう愛してるって言わないで。私たちは友達に戻れなければ関係を持つことさえ不可能なの。」





解説


①Ughというのは、日本語で言う「はぁ…」という感じで、苛立ちや不満、嫌悪感を表現するときに使います。


②exというのは、今回の場合は決して「example(例えば)」の意味では使われていません。exは「元」という意味で、「my ex」と言うだけで、元カレ・元カノを表現できます。


③You know what?というのは、色んな意味で使えます。直訳すると、「あなたはそれについて知っている?」となるんですが、スラング的な意味だと、

「ねえ」「あのさ」「あのね」となります。


④as ifというのは、そのままの意味で使うと(今回もその意味で使われている)、「まるで」「〜のように(だ)」というので使われます。

スラング的な意味もあり、As if.と使うだけで「そんなのありえない」という意味になります。


⑤relationshipは、直訳では「関係」という意味ですが、be in a relationshipで「付き合う」という表現になります。



物語の解説


今回のお話では、別れた元カレからしつこく愛のメッセージが送られてくる、というようなものです。

何度も家に来たり、別れてもなお連絡先は相手側が持っていて消しても消しても連絡が来る。所謂ストーカー的な。

そのことを今彼に報告して心配させるなら女の子と男の子が一対一で話し合って解決してしまおうとしているところです。



Thank you for reading by the end!


The next episode is coming soon....

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