理想は理想と諦めていたはずなのに…

朝寝望(あさね　ぼう）

日々をただ生きていた……日常が過ぎる事……そして普通な毎日に確かに幸せを感じていた…

いや……幸せを張り付けていた……生まれた性別は男だった……昔はかわいいぬいぐるみを買ってもおかしくなかった……

年齢を重ねると周りの違いに悩み共通の趣味だと思い好きでもない戦隊物を好きだと貼り付けていた……

本当はかわいいが大好きだった…お母さんのお化粧姿を見ると私もしたかった……

月日は経ち中学生になった俺（私）はスケベなキャラを演じていた男友達の中でこれからも変わらない日々を送ると思っていた……

そうVRという出会いが俺（私）という存在を理解し大きな軋みが生み出すのは

破滅か想像か……

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