第50話平清盛は二度死ぬ!

松の木は大きな西日に飲み込まれ太い枝には義経が乗り込み幹に掴まっていたが、そこまで観えなかった!


「ウウ!」


西日に眼をやられ眩しくて両眼を瞑った隙に刀を抜いた義経が「えいやっ」


と、清盛目掛け飛び掛かった!


「うぎゃああ!」


見事清盛の心臓に突き刺さる義経の刀は小刀だった。


「凄いわネ、義経さん!?」


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