米の高騰の要因って何だったのか?

ノノア

米の高騰の始まりはいつだったのか?

今振り返れば2024年の8月8日の日向灘沖地震がきっかけで米が急に市場から出回らなくなり、高騰が始まったかのように思えますが本当にこれがきっかけだったのでしょうか?当時見かけたニュースで覚えてる記憶が2024年2月頃に米価格上昇の警鐘を鳴らす記事をに見かけたのと、米の販売価格を上げた企業がありました。また、7月の後半には米価格が4カ月連続で上昇しているというのもあるため、実は数年かけてじわじわと米の価格が上がっていたのではないでしょうか。


私が見かけた最古の記事は以下でした。


日本農業新聞 2024/02/06 23年産米 需給に逼迫感 取引価格1割高に

米不足が心配されるような予測報道がなされていました。


では、なぜ地震があった以降に米が市場から消えてしまったのかが疑問に思うかもしれません。それには、米特有の事情があり時期が悪かったのも相まって米不足になってしまいました。元々夏ごろになると米の需要が落ち込んでくるのと、もう少しすると新米が入ってくるため、問屋によっては在庫を減らしていたり調整をしていてあまり在庫が無いことが多いです。


タイミングがお盆休みに入る前だったために、皆が買いだめに走った影響も大きく当時を思い出していただければそういえばと思うと思いますが、水やお茶といったペットボトル飲料がまずスーパーやホームセンターで消えていきました。その後、缶詰や日持ちする食料も消えました。お盆休みにがっつり入ると今度はこぞってお米を買い占めに走る人も多く見られました。


お盆休みに入っている会社も多かったため、すぐに水も市場に戻らず9月ぐらいまで個数制限を設けている所や在庫がほとんどないような所も多かったです。お米は特に市場に出すためには精米をしないといけないため、どうしても時間がかかってしまい人間というのはまた不思議なもので、手に入りにくくなるとなぜか手に入れようとする心理が働いたため需要に対して供給が全く追いつかない時期が長くなりました。


また、タイミングがいいのか悪いのかわかりませんが2024年8月8日はもう一つ米の値段を上げる要因を作った出来事があります。堂島取引所で新たな米コメ指数先物取引として正式に再開されました。戦時中に廃止になって以降何度か先物の復活の機運はあったのですが、立ち消えになったことが多くこんなに長く先物が続くのは戦後初めてです。先物は資本主義の観点から事態が落ち着いている時は安定して安く米が供給されますがバランスが崩れると厄介で、米の市場が高騰して市場が混乱してしまいます。実際今回ずっと上がってはいませんが、始まって以降上昇傾向が続いています。


まとめですが、現状○○が悪いという事を言う人がいますが特定の要因ではなく複合的な要因が重なった結果米が大きく値を上げてしまったのではないでしょうか。確かに地震が大きな引き金を引いたとは思いますが、なかったとしても数年かけてじわじわと上がったと思います。

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