夏休み、海へ

「ふたりとも、この夏休み、魔法を習得したから、たまには海に来てみたー」

「ここは、ノルマンディーの海?はなっちー!」


「そうだよ~、なかなか、きれいな海でしょ~」

「ビーチで乗馬してるなんて...おしゃれさん」


「フランスの海らしいね~」

「ふたりは、まだ小4だから、きれいな海で、ひたすら泳ごう~」


「そうしよう~」

「はなっちは、何の泳ぎ、得意~?」


「背泳ぎだよー、あやなっちは?」

「うちも背泳ぎ~」


「海での背泳ぎも、めっちゃ気持ちいいんだよね~」

「海にプカプカ浮いて背泳ぎしながら、空も見えるからいいね~」


「しばらく、ふたりで、手をつないで背泳ぎで、海をプカプカ泳いでいようー」

「そうだね~」



「せっかく、ふたりで海に来たから、魔法も使ってみようか...ほらっ、水筒のお水、凍らせて~、そしてまた、お水にして、冷たくして飲む...うわ~、冷たくて、美味しい~」

「それなら、うちも...はいっ!アイス!チョコレート味とパイナップル味...あやなっちは、どっち?」


「じゃあ、チョコレート味のアイスで~」

「はいっ!どうぞ~!チョコレートのアイス~」


「うわっ、めっちゃ美味しい!」

「えへへ...ありがと~」

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