第5話

 

 「辞めなよ。」


「だって、もう耐えられないから」


秋さん、春を虐めていた中では軽い方だ。


 でも軽くても、怪我を追わさせたことはある。


 「・・・」


 自業自得ではある。


 だけど、その代償が、大き過ぎる。


 秋さんの場合は、小説の契約を切られたしまったらしい。


 「・・・俺が小説読むじゃ、駄目かな」


「・・・私は色んな人に見てもらいたかった」


 

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