第3話
春視点
事件から、誰も私をいじめて来なくなった。
最初の頃は毎回誰かしら、私を笑って並んできたのに、
状況が変わり過ぎた。
「・・・」
そして、相変わらず先生も来なくて
「優さん、あ、あのオススメの本があるのですが」
「どれ?」
まるで、教室が全体が静かな図書館になったようで心地いい。
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