確かめてやろう
夜になり、ついにご主人が帰ってきた!
裁きの時間だ!
ヒャッハー!
うどんはすでにケージの中に戻っている。
今頃ケージの中で帰ってきたご主人に媚びを売るために喉の調子でも整えているのだろう。
これからどうなるかも知らずに。
ハハハ!
リビングに足を踏み入れたご主人は真っ先に散乱したティッシュを見つけた。
「……ん? あぁ! こら、ひじき! またいたずらしたの!? いつもダメって言ってるでしょ!」
ご主人は私に向かって言った。
私はそれを無視してダイニングテーブルに向かって走って、ジャンプして飛び乗った。
そしてカメラを軽く叩いてご主人にアピールした。
ご主人は私の様子を見て
「え、カメラ? あぁ確かに。そういえばカメラを設置してたんだった。よし。君がどんな風にいたずらしたのか確かめてやろう」
そう言ってご主人は映像を確認し始めた。
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