第2話

「俺が春ちゃんと遊ぶ」


「僕がいい」


「・・・春は俺がいいよね」


「・・・」


思い出す。何というか・・・昔はこの幼馴染達に私の取り合いして貰った記憶がある。


可愛い記憶だな


 最早今は私はみんなから弾かれる存在になっちゃたけど、


 春「・・・へぇ、じゃあ優って彼氏居ないんだ」


 優「い、いないけど」


夏「じゃあ、俺と付き合ってよ」


「え、待って。今再開したばっかだよね」


秋「そうかもだけど、俺たちはずっと優一筋だったから」


駄目だ!!駄目だ!!理解が追いつかない。


 いや、なんというか確かに昔はみんな大好きだったし、この義兄(なる予定)の人達も私のことを好きだって、言ってくれたけど・・・


 なんで、子どものことじゃないの?つかみんな普通にイケメンじゃん!!彼女くらい居ないの?もう高校生だよ。私達は


 冬「ねぇ、キスしていい?」


 優「いやちょ、あの私みんなの妹になるんだよ。ねぇ、ねぇ」


春「ふーん、ならとりあえず兄妹のキスからだね」


 優「いや、違くないちょっとあ、あのぉ!!お母さん!!」


お母さん「お母さんよ。愛されてるね、春」


 優「おかぁーさん」


こうして、ドキドキはさらに色んな意味でドキドキを強くさせた。


 


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