完全絶望の夜

もし上手くいかなくても

いつも空高くから光は注ぎ


もし失敗がつまづきになっても

いつも飛び立てる翼を与える


優しさは人と生きるなら

暗がりを身に纏って偽りを打ち破る


胸は死にそうな鼓動だったけど

かつて掴みかかっていた青空がカーテン


狂おしいほどに一人の君が

くる愛しい孤独が不安を

忘れて花を咲かす僕ら完全絶望の夜


実は未来がどうなるかは知らない

なのに今までが誇らしい後悔


もし空の瓶に暗い空気だけが満ちても

そこに君はいないと誰も彼も知ってる


素晴らしい歌を抱きしめた花が

すう愛おしい葉の光そっと

消すことはなく生きていく完全絶望の朝


狂おしいほどに一人の君の

無事を知るあずましい未来への手紙

泊まったのは眠れない希望完全絶望の夜


狂おしいほどに一人の僕が

もし立ち止まれるなら時を再び動かして


完全絶望の夜

完全絶望の今

完全絶望の夜……

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