赤い憂鬱【第1回「短歌の秋」投稿作品、テーマ:赤】

異端者

今日食みし肉を捌くは誰の手か見知らぬ誰ぞ手を朱に染めて

今日みし

肉をさばくは

誰の手か

見知らぬ誰ぞ

手を朱に染めて


※殺生は良くない、古くから仏教ではそう言われてきました。

 しかし、今あなたが食べている肉も、誰かが代わりに殺してくれるから食べられる訳で……残酷かもしれませんが、生きるために殺すのは必要だと思います。

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