世界観の構築① ファンタジー小説用 世界の基礎となる天地創造と天使

*私の創作用のものです。世間一般的に言われているファンタジー用語を解説したものではありません。



1 天地創造


この世界の始まりは「父なる者」の天地創造になる。

また「父なる者」の元に並行世界が幾多に存在しているが、父なる者という起点は一つとする。

並行世界の存在がある為に、真実がひとつとは限らなくなる。

つまりAの世界線では正解のものが、Bの世界線では誤りになったりする。


「父なる者」の性格は極めて醜悪であり「世界の観測」がこの父なる者の愉しみであり存在の理由である。

 *明言は避けるものの善・美というものはそのアンチテーゼ(対極的なもの)としてこの世界に存在するとしよう


「父なる者」の元に綿密に設計された「十三の天使」が生まれ、その天使の下には中位・下位の天使が軍勢をつくった。この十三の天使の存在はどの並行世界から見ても共通のものとして認識できる。


この十三の天使がつくられる際には、膨大な数の失敗作が生まれ闇に葬り去られている、それらは「天地創造の贄」と呼ばれるもので、世界の根源的な対処できない恐怖を生み出している(が、誰も認識は出来ない)。

聖霊人の働きとこの贄の存在が、魔たるものの根源とする。

堕天使を悪魔とみなすことは今作品ではしない。


それぞれの十三の天使の下に世界の精神や物質を創造せしめた「聖霊人(せいれいびと)」(精霊人ではない)の存在がある。聖霊人の感情(のようなもの)の働きが精神界をつくり、物質界にながれ、それが形をなしたのが物質界とする。


おおまかに考えると「精神が物質を生み出した」という解釈になる。

精神というものは感情とは厳密にいうと違う、意識という表現が近いが深く考えなくていい。(深い考えをここに書くのは省略)


世界の成り立ちは

父なる者→十三の天使→聖霊人→精神界→物質界

となる。

父なる者が十三の天使と聖霊人の存在を創造した地点で父なる者の天地創造への関与は終わり、以下は十三の天使によってこの世界は管理される。


父なる者から聖霊人の存在する世界は神界と定義する。精神界と物質界は互いに影響をあたえるが、精神界・物質界が神界に影響をあたえる事はない。



2 十三天使


物質でも精神でもなく人間はイメージとしてしかとらえることが出来ない。


各自の判断にて各界への干渉が許されているが、互いに争う事は父なる者の許可が無い限りは許されていない。

それぞれに特質があり、干渉を働いた際には各界へ永劫なるものとしてその特質が引き継がれていく。この特質の負の部分の克服作業を浄化という。


・ルシルフウェル(堕天使)

・センデルフィン*女性格

・ルータマリエージュ*女性格 魂の権限を委譲されている

・ルディンセリエル

・マイカファウエル *ルシルファウエルの対極的存在


・アネールシス

・レゲンウリエル

・ザーキルハルチェ

・セーアノルチェエル

・サリエリ*女性格


・ザルツレモーチェ*女性格

・エズレアルティ

・ユピタエステル*女性格



3 聖霊人(せいれいびと)


天使たちの存在と違い人間側からも、辛うじて捉えることが可能。

認識するには精神としても物体としても曖昧ではかないものである。

例えるならば夢の中の世界のようなもの。


聖霊人とは風・土・海・光・闇の世界に住まう巫女達であり、すべて女性各。

彼女らの心の働きが精神界を形作ることになる。


それぞれの世界が完全に独立しているわけではなく、その働きが顕著な位置にその聖霊人が存在することになる


風の世界……大気、大気の動き(風そのもの)、大気の輝きと闇

土の世界…‥大地、山、森、川、水そういった自然

海の世界……大きな循環

光の世界……生きるエネルギーや育つエネルギー、生命活動、誕生

闇の世界……死、死へと向かうエネルギー、終焉という意味での本質的な回復

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