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  • 「生きることに意味はあるか?」そのようなことを16歳のころの私も考えていたことを思い出しました。

    それからずいぶんと時間が経って、いろいろなことに頭をぶつけ、ぶつけすぎて髪も薄くなってきたおっさんになりましたが、今思うことは、「『意味』の多くは後付け」ではないか、ということです。

    私の好きな詩である、高村光太郎の「道程」、その最初のフレーズ

    「僕の前に道はない 僕の後に道はできる」

    という言葉が大好きです。人生における様々なことも、そこを通り抜けている間は必死で、意味を考える余裕もないことが多いですが、時間と経験を経て、その出来事の人生の中での「意味」が解ってくる、あるいは「意味」をつけることができるのだろう、と思います。また、年を経て、その「意味付け」が変わってくることもあります。

    これからもたくさんのことを経験して、人生を楽しんでください。