第3話 どうして?

貴方の眼差しが。

何故か暖かく感じて。


素肌を晒しているのに。

却って、全てを見せたくなったのです。


貴方は。

誰もが知っている高貴な人。


奴婢の私にとって。

眩しいほどの人。


もどかしい気持ちと。

切なさが混じって。


私の口元が。

震えてしまったのです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る