16.  謎のおねぇさん

 朝晩寒い(´・∞・` )チャウです


 今日、例の自然豊かな道を歩いていると、

 どこからか、甘い香りが…。


 「金木犀(キンモクセイ)だぁ(´・∞・` )」


 金木犀でした。

 まだ咲きはじめなのか、ひかえめな

 やさしい甘い香りでした(´・∞・` )


 「うーん、いいじゃないか(´ー∞ー` )」

 と、その香りを堪能していると、

 ふと、ある記憶が(なぜか)…。


 それは、ある日のこと。

 出先で電車に乗るべく、駅に向かいました。


 小犬のころの教えで、

 必ずお花摘みに向かうことにしていたボクは、

 その日も、まずお花畑に向かいました。


 階段を上り、長い通路の先にお花畑が。

 すると、お花畑の前におねぇさんが立っていました。


 長いストレートの髪。たしかダーク系の色。

 その後、記憶が飛んであいまいなので、

 詳しくは覚えていないのですが、

 明るい色ではなかったと思います。


 青系の花柄(っぽい?)のノースリーブワンピ。

 おそらく綿素材。

 

 細身で、すらっとした方で、

 顔立ちのはっきりした、でもちょっとかわいい感じもする、

 キレイなおねぇさんでした。


 「わっ…めっちゃキレイな人…(´・∞・`*)」

 と、遠目なのをいいことにガン見していたボク。


 と、ふと、おねぇさんの視線がボクに。

 

 「わわわ…お美しくてらっしゃる…(´・∞・`*)」


 んが、その数秒の間、おねぇさんに見つめられながら

 徐々に近づくにつれて

 とんでもないことに気付いてしまいました。


 そのおねぇさん、ノ〇ブラ。


 「…んな…っ!?(´ ゜∞ ゜`;)」


 まさか、とは思ったんですが、

 もう、はっきり、くっきりと、突起が。


 「ううううそでしょ…っ!?(´ ゜∞ ゜`;)」


 とっさに視線をお花畑に向け、

 まっすぐおねぇさんの前を通り過ぎようと

 歩いたのですが、

 その間ずっと、おねぇさんの視線を感じていました。


 「どどどどどどどどどうしようっ(´ ゜∞ ゜`;)」

 

 お花摘みを終え、お花畑を出る時、

 どうか、いませんようにとお願いしながら、

 出たのですが、

 

 いました。


 ちらっと、こちらを見るおねぇさん。

 相変わらずお美しかったんですが、

 それどころではないボクは

 慌てて視線をそらし、ホームへ。


 「……こわかった…(´;∞;` )」


 電車に乗ってから、

 もしかしてファッション…?

 個人的な主義…? 身体的な事情が…?

 とかとか、いろいろ考えて、

 勝手にこわがったのは失礼だったかも、

 とは思ったんですが、

 あの時のおねぇさんの目を思い出すと、

 どうも……(´・∞・`;)

  


 その後、その駅に行く用事がなかったので、

 それっきりでしたが、

 謎のおねぇさんでした(´・∞・`;)

 

 




 

 

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