肉体エディット、スタート!

如何どうするんだ?」


 おれがカイにくとカイはう。


きみでボクたちはこのひとがたちからあたえる、するとこのひとがた姿すがたわる。それをもときみからだかいぞうする」


 さらにナギもつづける。


ためがまったら、おまえ姿すがたひとがたおなじにえ、すこしオレたちかい使つかってたたかってもらうぞ。ども姿すがたから大人おとな姿すがたまでで、そのからだほんとうもんだいないかのかくにんために」

かった。でもおれ大人おとな姿すがたどもがいわえるのはちょっと……」

あんしんしろ、おまえ大人おとな姿すがたときべつ姿すがたってやる」


 ナギのことおれあんしんしていると、キョウがおれちゅうこくをしてる。


かなそうかいわざねんとういてからだづくりをかんがえなさい。わたしたちすべてのぞくせい使つかえますが、貴方あなたほんしつかぜみずことわすれないで」

かった。ちゅうこくありがとう」


 そうキョウにれいったおれは、つづけてさんにんせつめいをする。


さんにんともすこかんがえるからかんれ」


 そしておれかんがはじめた。


 ――まずおれほんぞくせいもくみず

 ――コレはおれまえあし かならいする。

 ――あししょくぶつたてものかなかぜながれをあらわし、もくぞくせいるいする。

 ――あらながみずみずぞくせい

 ――ひとくなら、うじあしあらわもくぞくせいあつかそうかいるのがいだろう。

 ――おとこだし。

 ――それならいえまえ使つかえる。

 ――とると姿すがたげんおとこのイメージか。

 ――まったく、いまおれとはせいはんたいだな。

 ――とはなんでそのためじゃひとかない……

 ――し、すこずかしいが……


さんにんともからだかいぞうでんはどれぐらいる?」


 おれのこのしつもんこたえたのはカイ。


ていかな」

「なら黒子ほくろやシミのないからだとか、りょくづらからだしんちょうびるそくぶんめられるからだとかるか?」


 こんしつもんはナギがこたえる。


るぞ」


 ――し、それなら……

 ――にいさんやねえさんをおもせ。

 ――あのかおかいぞうしていけば、きっとしょうねんかおつくれる……


 しばらかんがえたおれは、ちをかせさんにんけてう。


「まずたいかくしょうがくせいまではがらい。ちゅうがくせいからはし、こうこうそつぎょうまでにひゃくななじゅうはちぐらいのしんちょうきんにくりょうほどほどかたくなくじゅうなんせいち、ぼうへいきんてきからだ黒子ほくろまれず、りょくづらい。ムダもあまりえず、かみじょせいようびる。ならびはれいで、ふたかおかたちはこれからかんがえるから、いまおれったことるかおしえてれ」


 するとキョウがこたえる。


る。ぶんまえちゅうせいてきからだっしているのだろう。ただしこのからだだとおまえまたへび、ミミズにわるのうせいたかいが」

いまはそれをかんがえてるあいじゃない。それにもしミミズにってもへびもどほうほうる」

かった。まぁ此方こちらぜんしょしよう」


 キョウがそうへんをすると、おれはまたさんにんはなしをつづける。


おれひとためまんやアニメにちゅうせいてきてんねんキャラのしょうねんえんじることめた。それぐらいしなければ兄姉きょうだいじょうだつことない」


 するとカイがおれいてた。


かなまんやアニメにちゅうせいてきてんねんキャラのしょうねんってなに?」

「それをせつめいするのはかおめてからのほうい。まずはまゆかたちえなくていが、ややほそめでく」


 おれことで、まえひとがたかたちわる。

 かみび、たいかくわり、しんちょうひゃくさんじゅっセンチほど黒子ほくろまゆはややほそめでり、ひとみうえふたまぶたに。


 ――これだけでもけっこうわるもんだなおれ

 ――つぎか。

 

はややタレで、うえまつりょうながさはいってんばい


 するとまた、ひとがたかたち……せいかくにはかおわる。


 ――し。

 ――ちからがった。


はなよこはばはちじゅっパーセント、はなたかさもややひくめに」


 ――パーツはこんなものか。

 ――すこかおのパーツがしただな。


まゆはなくちいまかおからややうえに。それとほほじゃっかんにくくびはあまりふとらないように、さいかたはばもあまりひろくならないようにしてくれ」


 おれひとがた姿すがたおもう。


 ――しこれなら、ねえさんにややにいさんをしたかおだ。

 ――これならややおんなりのおとこえる。

 ――かおかんせいだ。


さんにんとも、これでおれしんたいかいぞうかんりょうだ」


 おれがそううとナギがいてる。


たしかにコレならおとこにもおんなにもえるが、この姿すがたにするゆうはなんだ」

「それはさっきった『ちゅうせいてきてんねんキャラのしょうねん』をえんじるためだ。そうなんなんて、つうどもしててわけい。あにゆうしゅうならとくに。だからおれおんなっぽいおとこことにした、もちろんこうどうたいおとこで」

「なるほど。それならひとくし、かぜみずちからがるか」


 ナギがそうなっとくすると、おれはナギとキョウにく。


「ナギにキョウ。おまえたち姿すがただけじゃなく、じっさいどもりはるか?」


 するとキョウがすここまったかおへんをする。


「なぁに、かなにいちゃん」


 さらにナギも、すこめいわくそうなかおつくってへんをする。


なんだよ、かなにいちゃん」


 キョウもナギも、いきなりおやばれたどもえる。


 ――流石さすがだんじょつかさどるかみ

 ――これならもんだいはないか……


 おれすこずかしくかんじながらキョウとナギそしてカイにう。


「キョウにナギ。わるいけどかいぞうしたからだたたかれんしゅうするときは、どもとしてたいしてくれるか。おれどもりをするときさんこうにしたい、とうかかいれんしゅうもしたい。カイはそれをはたからてのかんそうれるか」


 そのことさんにんへんをする。


「うん」

かった」

かりました」


 そしてへんあと、カイがことつづけた。


かな、さっきのはなしのついをおねがいします。たたかいのれんしゅうちゅう。ボクたち大人おとな姿すがたときは、ボクもせんとうさんする。そしてりょうほう大人おとな姿すがたときは、かいれんしゅうし。それといまきみことだまかいことる」

かった」


 おれがそうへんをするとまえひとがたえ、おれかいがる。

 そしてあたりがゆうれのそうげんわった。

 ちかくにたいじゅり、そのたいじゅぜんしんきょうけられている。


かなひつようときかがみぶん姿すがたかくにんして」


 カイのことおれかがみもとき、ぶん姿すがたかくにんする。

 としさいぐらいではだか

 かみかたあたりまでる。


 ――ようしょうおもったとおりなかんじだな。

 ――とはえ、はだかなのは流石さすがずかしいな。

 ――おれたましい所為せいか……


 おれかえりキョウ、ナギ、カイにく。


わるいけどふくしてれるか。流石さすがにこの姿すがたうごくのはいやだ」


 するとキョウがこたえる。


「どんなふくい? ねんれいわるたびようしてあげる」


 そうわれおれこまる。


 ――じょふくか……

 ――ふくそうかいにもえいきょうするから、おとこふくわけにもいかないし……

 ――……そうだ、たしねえさんがむかし……


「キョウ、うごやすようようふくせるか。あおけいいろじょせいようブラウスにくろいハーフパンツ。それとあおいリボンにブリーフ」


 するとったものそらからってた。


 ――しコレに……


 おれがそうおもっていると、はいからキョウのすこおこったこえこえる。


かなえるならかくれてやってよ」


 さいしょおれなにっているのかからなかった。

 しかしぐにキョウのことかいする。


 ――たしかにいくらようとはえ、まえせいえるのをずかしがるもいるかもしれない。

 ――すでどもとしてのれんしゅうはじめている。


 おれあわててふくひろあつめ、ふくでおヘソのあたりをかくしてキョウにかってあやまる。


「ゴメン、キョウちゃん」


 そしてたいじゅかげどうして、えをはじめた。


 ――ブリーフとか穿くの、何時いついらいだ。


 そんなことかんがえながらわったおれは、みぎったリボンをおもく。


 ――そうだ、ようぶんでリボンはしない。


 おれはそのままキョウのもとあるいてき、すここまったかんじでキョウにおねがいする。


ぶんないから、キョウちゃんリボンむすんでくれる」


 ――めちゃくちゃずかしい。

 ――いや、このていずかしがっていてはだ。


 するとキョウはおれからリボンをけとり、おれうしろをようあいした。

 おれがキョウになかけると、はいからキョウのやさこえこえてる。


かなうんどうするんならリボンだけじゃほどけちゃう。こういうときほそいヘアバンドでかみまとめて、そのうえからきつくリボンをむすぶの」


 ――かみむすばれているかんしょくがする。


 むかしかあさんにかみとかしてもらったおくおもした。


「ほら、わった」


 キョウのことおれき、キョウにがおでおれいう。


「ありがとう、キョウちゃん」

「どういたしまして」


 キョウががおでそうかえしてくると、ナギがうしろからう。


じゅんととのったかかな


 おれはナギのほういてへんかえす。


「うん」


 するとカイがおれはなけてくる。


かなほんとうわいらしいおんなみたいですね」


 ――つまりいまところもんだいはないとことか……


「ありがとうカイ。でもおとこだしかっこういがい」


 おれがカイにかってそううと、カイはがおかえしてた。


「ゴメンかな


 そしてことさらつづける。


「それじゃぁそろそろ、からだれんしゅうはじめようか。さいしょどもどうそうていかい使ようきんからだおおまかなのうりょくたしかめるために、ナギともうとってもらうよ」


 こうしておれしゅぎょうだいいっはじまった……



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