第32話
家に帰ると春に学校に行かないで家に居てくれたと頼んだ。
「どうだった?優」
「・・・証拠とか一切聞かずに退学だってさぁ」
「え、そんな酷すきでしょ!!優は私を守る為にしたのに」
「・・・そうだね。なぁ春」
「何?」
「ストレス溜まったから発散させてくれない?」
「・・・分かった」
俺はとりあえず、このままヒロも学校も、きっと今頃笑っているクラスメイトも好きなだけ暴れさせてやろう。
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