第26話
過去編
私のお父さんが亡くなって、お母さんも働いてばっかりで辛かった時
クラスメイトは追い討ちを掛けるように私に虐めてきた。
「芋女!!妖怪!!」
髪を切る余裕もないし、
「臭い!!」「うわぁ、こっち見た」
お母さんは忙しくて服を洗ってくれる余裕もなかった。
みんなが私を虐める、
やめてよ、やめてよ。
そんな時に彼は私の元に来てくれた。
「大丈夫だよ。(ニコッ)」
彼はお父さんに頼んで、お風呂のお金を貰ってきてくれたらしい。
私は彼と一緒に温泉に行った。
「また行こうね」
このことをきっかけに彼を目で追うようになり、彼は苦しい人泣いている人をほっておけない優しい人だった
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