第35話 ブラカマル砦

 私は聖女ナターシャ。セシル様の配下です。これで戦争は終わりでしょうか。終わりだったらいいのですが。アモンの元に手紙が届いたようです。このままベベーロフ帝国に攻め込めだそうです。


「まだ戦争は続くぞ」


 アモンがそう呟く。今日はとりあえず寝ることにしました。ジョナサンがかき集めた兵が5万合流しました。これで兵力は7万となりました。早速敵が逃げていった方へ進軍いたしました。前方にブラカマル砦があります。兵力は不明。ここはハンゾウに任せましょう。


「ハンゾウよろしく頼むぞ」

「わかった。これもセシル殿のため」


 ハンゾウはブラカマラ砦に忍び込んで、城門を開けました。


「よし!突撃だ!」


 アモンは突撃命令を出す。


「ホワイトナイト召喚!」


 ミカエルがホワイトナイトを召喚しました。その数3万。続々と城門から侵入していきます。


「敵将、討ち取ったり!」


 ホワイトナイトがそう叫びました。ホワイトナイト喋れるんですね。それはそうと私たちの勝ちです。敵は逃げていきます。怪我人はいません。ホワイトナイト様様です。


「俺たちの勝ちだ!勝鬨を上げろ!」

「「「えいえいおー!」」」


 アモンが勝鬨を上げています。戦争はまだ続くのでしょうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る