第33話 過去の自分を越えていく

 いや、そんなかっこいいこと言っても結構難しいって……今さっき思ったよ。


 なんかね、カクヨムさんが積読消化キャンペーンなるものを始めたみたいでして、あぁ、いい機会だからあたしもフォローだけして読んでなかった申し訳ない作品たち(本当に申し訳ない……💦)を読む良い機会だと思って、フォロー済み作品を回ってたんですけど……。


 過去に途中まで読んでいた作品には、その読んでいた話の右に青い●が表示されてて、「あなたここまで読んでるよっ✨️」って教えてくれるんです、はい。


 で、その作品もそこから読み始めるわけです、続きだと思って。

 で、途中で気づくんですね、あれ? これ読んだことあるんじゃないか? って。

 (あたしは、結構な頻度で読み返しをしますので、その最後に読み返した話数に●が付いていることも結構あるのです)


 そう思いつつも、いつも大抵最後まで読み進めるわけです。で、末尾の♡が❤になってると、「あ、やっぱ読んでたんだ」となるわけです。

 しかし、その隣のコメント欄を開いてまたびっくり。コメントまで書いてるじゃありませんか、過去の自分!


 ……で、その自分のコメントに結構打ちのめされるわけです。


 だいぶ、かなり……気合い入れて読んでたんだなぁって。

 今読み返して、正直これを超える感想は出てこないわよ、あたし……ということが結構あるんですね。


 一期一会かもしれないと思って読んでるわけでうから、その精神の投入の仕方も結構容赦なくガッツリぶつけてるわけでして、途中から前読んだっけ? 等と雑念が入る時点で過去を越えられないのは分かってるんですけど……

 はたしてこれが初回だったとしたら、このコメントを超える感想を今の私はひねり出せるんだろうか……? と、ちょっと怖くなったりするんです。


 まぁ、いっぱい読めばすき焼き貰える、などという餌につられて読んでる時点で越えられるわきゃないんですけど……💦💦


 作品を読むときは、常に一期一会、気合をこぼさず読めるコンディションで読もうと、改めて思った次第でありました。。

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