2024/12/5
それは差別語だから使ってはならない、という態度は、問題からの逃避にすぎない。つまりあらゆる言葉について、どのような心持でそれを用いたのかが問題の本質であるのだが、肝心のその心は不明であるため、仕方がないから言葉の方を規制しているのである(あるいは「差別と感じる人がいたらそれは差別なのだ」という、横暴極まりない理屈で足れりとすることさえある!)。これは裏を返せば、差別語さえ用いていなければ、その者が心ではどう思っているかについては不問に処するということでもある。
しかし我々は、言葉が汚い人間と、言葉は綺麗だが中身は薄汚い人間と、どちらが質が悪いが、よく知っているはずではないか。
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