事の顛末(R6.8.23)

今回の入院のことを振り返ってみようと思う。

原因の一つは一回の徹夜だ。久しぶりに妹と話していたら、夜があけていた。この際夜の薬を飲まなかった。今日寝なくても明日寝ればいいと軽く考えていた。

次の日は眠れたのでもう大丈夫だろうと思っていた。

岡山の句会の日、思えばほとんどご飯を食べていなかった。帰宅してすぐに寝たが朝の4時に起きた。それから部屋を歩きまわりながら、ずっと俳句について考えていた。夫が起きた後は夫に考えたことを話した。声の具合が抑制できない。夫もおかしいことに気づいて「ちゃんと寝てる?」と言った。

夫が出社した後も思考が止まらず怖くなった。

泣いたら、その泣き声が普通じゃなくて、さらに怖くなった。

入院すると決めた。夫が仕事を休んで病院に連れて行ってくれた。母もついてきてくれた。

人間らしい会話はできるので、電話をとった病院の受付は「入院は必要ないんじゃない?」という態度だったが、担当医はしっかり対応してくれた。

様子を聞かれたので「考えが次々に浮かんできて、今はそれが他人も納得できるような理屈で説明できる範囲内なのですが、このまま放っておくと「戦争はなくせる」とか「パラレルワールドは存在する」とかめちゃくちゃになりそうな感じです。食事と睡眠がとれません」と話すと、「躁状態は自覚できない人が多いので患者としては優秀です」と言われた。

生活をおろそかにして、本当にみっともなかったと思う。薬を飲む、寝る、食べる以上に大切な考えなんてない。

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