秋ひさし砧を打つは飽かねどもかなた仰ぎて音を泣きくるる

秋ひさし きぬたを打つは 飽かねども かなた仰ぎて 音を泣きくるる


砧:布地を木槌で打つことで、光沢を出し柔らかくすること。またそれに用いる台のこと。

仰ぐ:①仰ぎ見る

   ②請い求める

音を泣く:声を上げて泣く

くる:①心が暗く沈む

   ②(悲しみなどのために打ちひしがれ)目がくらむ、涙でかすむ、思い惑う

   ②日が暮れる、終わりになる


大意:あきあかね

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