エッセイもどきのような

文字打ちの速度

　私はスマホ書きで小説を書いていて、私を知っている人たちからはよく「文字打ちが早い」と言われます。

　じゃ、実際どのくらい早いのかなんて自分で計算したことも、実測したこともないので今回は実際にこれを書きながら時間を測ってみようと思います。

　これを書き始めた時間は16:43。

　これから何を書くのか全く決めてないのでどれだけの文字数になり、どれだけの時間がかかるのか全く分かりませんが、実際小説を書く時も書く内容を完璧に決めて書き始めるわけじゃないため同じようなものかな？　と思ってます。

　私のスマホでの文字打ちは主に友達によって鍛えられました。

　私の友達たちはLINEとかでやり取りを始めるととにかく返事が早くて、それに乗り遅れないようにするには自分の速度を上げるしかなく、やり取りしてると必然的に速度が上がっていってました。

　でもそれが普通だと思ってたから自分が特別文字打ちが早いとかは思ってなく、むしろ仲間内では若干遅い方だと思ってたほど。

　他の人と色々やり取りするようになって

「あれ？　反応鈍いな？　つまんなかったなか？」

　と思う頻度が増えてきて、ある時

「ロゼさんの速度についていけない」

　と言われて自分の文字でのやり取りのテンポが早い方なんだと気付いたくらいです。

　と、ここまで書いて五分が経過しました。

　そんなに早くもないと思うんですが、どうなんでしょう？

　その後もやっぱり度々

「ロゼさん早すぎる」

　と言われることが増え、今は人とやり取り

をする時は意識的に少しゆっくり文字を打つようになりましたが、楽しくなってくるとそういうのも忘れてポンポンとメッセージを飛ばしてしまって「しまった！」と思うこともしばしば。

　これ書きながらポップアップ通知されるメールを見たり、Xの反応を見たりしてますが、それも日常。

　小説を書きながら友達から来たLINEやdiscordに反応したりしているので、文字打ちからの別の文字打ち作業は別に苦にならず、邪魔にもなりません。

　小説を書きながら人と話をする方が私にとっては難しいことで、誰かと話しながら小説を書いている人を見ると

「え？　どうなってるの？」

　と思ったりもします。

　ある程度なら聞くことは出来てるんですが、書くことに夢中になると音が消えてしまうため、肝心な時に聞いていないなんてことは当たり前で、友達に

「ちょっと聞いてる?!」

　と言われることもしばしばなんですよね。

　私に言わせれば文字打ち速度が早いよりも、誰かと会話をしながら文字打ちが出来る能力の方が羨ましい。

　さて、ここまで書いて現在の時刻は16:55。

　文字数が分からないため、何文字書けてるのかも分かりませんが千文字ちょっとというところでしょうか(体感)。

　書く題材も決めずに書いているため、もう何を書けばいいのか全く分からなくなりつつありますが、皆さんもこのくらいの速度ですよね？

　私が特別早い方ってことはないはず。

　小説の時は仕事をしながら多い時には日に二万文字とか平気で書いて、その他にも友達と深夜までLINEでやり取りをしていたので、総文字数で言えば一日にその倍以上は文字打ちしていたと思いますが、今はそこまでの気力もやる気もありません。

　やる気にムラがある人なので、とにかく書いているのが楽しい時期と、今はそんなに書きたくないなって時期が交互にやって来るんですが、今は圧倒的後者の時期。

　でもそういう時に限って書かなきゃいけないものとかも出てきて自分で自分の首を締めてしまう。

　やる気は出なくても、自分で期限を決めたり、期限が決まっていたりするものだとギリギリになってお尻に火がついて書き上げるため何とかなってますが、本来であれば絶対ダメなタイプです。

　まぁ、文字数的にもこの位がちょうどいいのかな？

　エッセイもどきだしねー。

　現在の時刻は17:03。

　これを書き始めてちょうど二十分が経過しました。

　二十分で書き上げたエッセイ……どうなんだろうか？

　でもいつもこんな感じです。

　さて、これが早いのか遅いのかの判断は皆さんに委ねようと思います。