日曜日、はなっちの家に遊びに行く

「あやなっちー。今日は、うちに遊びに来てくれて、ほんと、ありがとうね~」

「おじゃまします~」


「呉服屋さんの奥に、うちの部屋あるんだよ~」

「うわっ!ほんとだっ!すごい!...めっちゃ可愛い部屋だ~」


「わ~い、わ~い、あやなっちに、ほめられた~。うれしい~」

「可愛いグッズいっぱい」



「はいっ!これ、ママのカレー。いっしょに食べよう!めっちゃ美味しいよ~」

「いっただっきま~す。パクッ...うわっ!めっちゃ美味しい~」


「でしょ~。うちのママのカレーは、宇宙一美味しいと、うちは思ってるよ~」

「うんうんっ、たしかに...宇宙一美味しいかも...パクパクッ...うま~い!これは、ぜったいに宇宙一うまいやつ~」


「ママのカレーの隠し味、何か、わかる~?」

「う~ん、なんだろうな~?...えっとね~...これは...桃かな~?」


「うわっ、あやなっち、あたり~!すご~い!当てられたの、あやなっち、初めてだよ~」

「えへへ...桃、好きだから、なんとな~く、桃の隠し味かな~って...ピーチのにおいも感じたよ...」


「あやなっちは、味覚、嗅覚に対して、するどい感覚の持ち主なのかな~?」

「あはは...それほどでも...あるかも...笑」

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