好きになってもらえない私は。への応援コメント
激しく共感しながら読み終えました。この語り手のきりきりとした胸の痛みには、すごく憶えがあります。
自分の存在はきっとどうでもよいものなんだろうな、と一度でも感じたことのない人は、おそらくこの世にいないんでしょうけどね。
――ここに生きているあなたの記憶は、ここにしかありません――
――あなたの足跡も、ここにしかありません。誰にもつけることは、できないのです――
この老人の言葉が好きです。自分の足跡が、たとえちっぽけでも誰かのために繋がる足跡になればいいなと思ったりしました。
初秋にふさわしい味わい深い大人の童話という感じがしました。
素敵な作品をありがとうございます。
作者からの返信
秋色様
舞い上がりそうなコメント、そしてレビューを、ありがとうございます!
そうなのです。私が「逆に、自分のことが好きな人なんて、どのくらいいるの?」と思っちゃう人間なので、それをそのままぶつけたような作品です。
書きながら、結局幻想にしか答えはないのかとも思いましたが、その幻想も誰かが残した足跡だったりする、そういうことがお伝えできればいいなと思っていました。
秋色様の琴線にこのようなかたちで触れたこと、幸甚に思います。
お読みくださり、ありがとうございます。
好きになってもらえない私は。への応援コメント
この作品は、孤独な人生の中で自己受容の大切さや、どんなに小さな希望でも見逃さないことの重要性を教えてくれます。涙とともに感動を与えてくれる素晴らしい物語です。心からありがとうございました。
もっと、この作品に光が当たっても良いと思います。これからも引き続き創作活動を頑張ってください。陰ながら応援しています。
作者からの返信
神崎様
コメントに加え、丁寧に読み解いていただいたレビューまで、ありがとうございます😊!
この作品、あまりにも日の目を見ないので、挑戦する方向を間違えて、読み手様を失ったのかもと、かなり悩んでいた作品です😂
そう言っていただいたことが、かなり救いになりました。
ありがとうございます!(´▽`)
好きになってもらえない私は。への応援コメント
「あなたがいてもいなくても、ある場所」とても深い言葉です。そのような場所がほとんどであるにもかかわらず、なぜかそんな場所を認めたがらない自分に気づかされる。ほんとうは、「私は何処にいても、その場所と関わりを持てない」が真実なのに。でも、私はこのお話を読んで一番感じたのは「こんな場所に導かれたい」という思いです。無価値に転がっている自分自身を、無理なく包んでくれるのも、この場所のような気がするのです。りゆ様の小説世界が、私にとっては「そんな場所」に思えてきました。
作者からの返信
ふみその様
こんにちは。懐かしい作品をお読みくださり、ありがとうございます。
めっちゃスランプのときに書いたので、自己投影しまくりの作品です笑
それはともかく、ふみその様や他の読み手様のように、作者でも(というか、だから?)感じられなかった作品の機微を、読み解いてくださる・・・・・・そしてそのお言葉をこうしていただけるのは、とても幸運なことだと思います。
「場所」は、ある人にはあるし、ない人にはないが、正直なところだと思います。もちろん、環境や状況は流動的なものでしょうが。
この時の「私」は、どこにいたのでしょうね。
ふみその様が読んで思われたような「場所」に、いたかったのかもしれません。