尻の話
お尻さん
尻1
それは尻と呼ぶには余りにも大き過ぎた
大きく 分厚く 重く 白く
そして大雑把過ぎた
陽光を吸収するべく発達した背中の鱗とはうってかわり、かの尻はシミ一つ無く滑らかでモチモチであった。
尻は言った
我至れり尽くせり、愛すなればこそ好きに身体使う事許す
尽くす為にカツサンドを作り、おにぎりを作り特産品と共に胃に流し込む事を毎日続けにんにくの味噌漬けと共に白飯をめいいっぱいかきこめば自然と胸も尻もデカくなるというもの。
その仕組を知っている程の賢さが武器の尻であった。
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