第4話

喫茶店に辿り着いた。


からんからん、とドアを開く。

古めかしい喫茶店の珈琲の香りが漂った。


いつもの女の店員が話しかけてくる。


「いらっしゃいませ。一名様ですか?」


「ああ、豚丼十人前、味付けバラバラで」

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