戻りし賢者の英雄譚

@sushi

第1話

昔々、この世には邪神という邪悪な神がおった。

かの神を打ち倒すために立ち上がったものがいた。彼は賢者と呼ばれ代々魔法に優れた弟子をとって賢者の称号は継承されていった。


邪神による被害を減らすために賢者は弟子を一人つれて世界を旅し、邪心に破れ、賢者の称号を、人族の希望を弟子へ弟子へと継承していった。


万能者オールラウンダーと呼ばれた初代賢者

破壊者デストロイヤーと呼ばれた2代目賢者

回復者プリーストと呼ばれた三代目賢者

支援者サポーターと呼ばれた四代目賢者

殺戮者マーダーと呼ばれた五代目賢者

審判者ジャッジマンと呼ばれた六代目賢者

創造者クリエイターと呼ばれた七代目賢者

君臨者エンペラーと呼ばれた八代目賢者


200年前、賢者の名を継ぐ者達は八代目にして邪神を討伐しこの世に平和をもたらした。


戦闘開始から討伐まで20年もかかった彼の戦いは今では英雄譚として語られておる。


賢者の名は今では人々の憧れであり伝説となり、

そして同時に平和な世界に賢者はいらないというかのように最後の八代目賢者は身を消した。


最後の賢者と愛を誓った姫は貴族の青年と結婚して幸せに過ごし、八代目賢者の弟子だった者は

賢者の称号は継がずとも、賢者の弟子として魔法学園を開いた。


この世界では、魔力を極めると寿命という概念から抜け出すためどちらも未だ生きておる。


今でも死んだ一~七代目賢者達は星の中枢にて星の記録を管理しておるといわれておる。


星の記録とはこの星があった証。


話がそれたが八人の賢者は世界を救いこの世に安定と平和をもたらした。


ん?わしか?わしはしがなき世界にわの管理者じゃよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る