BIGBANG〜伝説までの道〜

新田光

序章 BIGBANG

「最後の曲、いくぜ!」


『おぉぉぉぉぉー』


 広大な部屋が熱狂に包まれている。


 全てを忘れて、今日この日のためだけに生きてきたのではないかと思わせるくらいに。


 その中心点にいるのが、ステージの上で熱狂の舞台を作り出しているグループ──BIGBANGビッグバン


 バンド好きでこの名を知らない者はいない、伝説のバンドマンだ。


 だが、彼らも最初から名を轟かせていたわけではない。誰にでも始まりがあり、ここに至るまでのプロセスがある。


 この物語は、彼らが伝説になるまでの物語である。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る